保育士を目指す中学生〜大人、現役保育士のためのピアノレッスンです。

1. 受験の合格実績
教室では、毎年のように受験に挑戦する生徒さんがいらっしゃいます。
保育科を受験した学生も、働きながら保育士・幼稚園教論の受験をした方も、これまで全員合格して資格を取得しています。
2. 指導者
指導者は、大手教室で3歳〜6歳児のクラスを長年担当し、適期教育の指導を行ってきました。
独立後も幼児レッスンを続け、指導歴38年目を迎えます。
現在は幼児のためのレッスンとして
- 2〜3歳児▶︎音楽教室ならでは幼児知育
- 4〜6歳児▶︎適期教育をもとにした幼児クラス
を行っています。
3. このコースで学べること
- 保育科入試、保育士試験のピアノ実技。
- 学校のピアノ課題曲フォロー。
- 幼児向けの歌唱ポイントと方法。
- 弾き歌いしやすい伴奏付けの方法。
指導者が長年の経験で習得したポイントを余すところなくお伝えする内容です。
このコースの伴奏付けは、こんな時に役立つ内容です。
- 園で歌う曲をたくさん用意したい
- 自分が弾きやすい伴奏譜が欲しい
- メロディー譜面だけでサッと伴奏を付けて弾きたい
このほか、趣味として弾きたい曲もレッスンしています。
仕事だけでなく、ぜひご自身の楽しみとしてもピアノをお楽しみください。
保育士ピアノとは「さらに詳しく」

求められるのはピアノ独奏ではなく、幼児のための「弾き歌い」
保育士ピアノというと弾くことばかり注目されがちですが、実技試験でも実習でも必要とされるのは「弾き歌い」です。
現場では子供達の様子を見ながら行うので、楽譜や手元からちょっと目を離しても弾き歌いできるように練習します。
弾き歌いは、初めて聞く語彙と出会う機会。
2,3歳からの幼児期は、聞く力が最も育つ時期です。聞いた言葉をどんどん吸収して「しゃべる⇄聞く」を繰り返しながら、語彙が増えていきます。
歌詞唱には初めて聞く言葉がいっぱい。歌は、新しい言葉と出会う大切な機会でもあるのです。
もし伴奏が生演奏だったら、子供達の状態に合わせてゆっくり歌ったり、1つの単語だけ抜き出して歌うこともできます。
CDや音楽データの再生では出来ない、細やかな配慮が可能になります。
- 歌の世界で言葉の意味やイメージを伝える。
- 歌の世界で想像を膨らませる、言葉を引き出す。
歌の世界で言葉を吸収し言葉を発する、楽しくてワクワクする時間になります。
歌や伴奏の上手下手より、新しい言葉・音楽と出会う橋渡しを大切に。
子供達は、声帯が幼くて語彙も少ない年齢なので、小難しい理屈やテクニックはまだ必要ないと思います。
子供達が新しい言葉を言おうとして舌足らずになっても、それを気にせずに「楽しい、好き、面白い」と感じながら歌ってくれたら、それだけで素晴らしい時間になるはずです。
先生の歌や伴奏が、本格的なピアニストや声楽家のようでなくても、まったく構わないと思います。
子供達が新しい言葉や音楽と出会う橋渡し役として、子供たちと一緒に歌を楽しんでください。
先生の楽しそうな表情は、楽しそうな歌声になります。きっと子供達に歌の楽しさが伝わるでしょう。
「伴奏を弾くだけで精一杯」にならないために
園の仕事を抱えながら伴奏練習をするのは、時間的にも体力的にも大変なものです。
その場合はオリジナルの伴奏譜ではなく、簡単に弾けるようアレンジされた簡易伴奏の楽譜を利用しても良いと思います。
「伴奏付け」も一案です。ご自分が弾きやすい伴奏をつけるのです。
伴奏付けした曲は全て譜面に残しておくと、自分専用の弾きやすい伴奏集になります。
すぐ弾ける楽譜が必要な時、何曲も伴奏しなければならない時などに、とても重宝します。
保育士ピアノコースの伴奏付けは、歌を楽しむための一案として、伴奏練習の負担軽減を目指した内容です。
ピアノ・エレクトーンコースの伴奏付けとは全く違う内容になります。
保育士を目指す方は早めにピアノレッスンを始めましょう。

学生の場合
幼少期からレッスンを始めた方は心配ないと思いますが、高校や保育科に進学してから習い始める場合は大変だと思います。
部活や勉強、バイト等と両立しながら、広範囲の内容を短期間で弾けるように練習しなければならないからです。
遅くても小学校高学年〜中学入学までに始めれば、だいぶ違うと思います。ラクになるからではなく、受験までの時間が多少長くなるからです。
大人のピアノ初心者
学生とは資格を取得する方法が違います。
すでに取得している資格、実務経験の有無、学歴などでも受験の科目や内容などが異なります。
まず行政や「一般社団法人 全国保育士養成協議会」のサイトに目を通して、その年の受験要項を入手します。
要項を最後まで読んでいただければ、受験日、会場、必要な手続き、受験が必要な科目など、詳細が分かります。
その年の課題曲の楽譜も要項の中にあります。
まず筆記試験を受けて、合格すると実技試験に進めますが、合格が分かってから課題曲の練習を始めるのでは遅すぎます。
- ピアノのレッスンを1年でも2年でも早く始めておく。
- 受験する年度の要項が出たらすぐ入手し、課題曲の練習に入る。
このくらいの勢いで始めることを強くお勧めします。
ご自宅にピアノが無い場合
大人であれ学生であれ、ご自宅にピアノなどの鍵盤楽器がないと練習ができません。
練習量が少ないと当然ながら進捗が遅くなります。レッスンスタートが遅かった方は、なおさらです。
楽器は習い始めから必要になるので、レッスンスタートに間に合うようご用意ください。
どんなピアノが必要?
鍵盤数はグランドピアノのように88鍵なくても使用可能です。
ですが、鍵盤1本1本の幅・長さはピアノと同じサイズの楽器を選んでください。
鍵盤ハーモニカのような小さく細い鍵盤は向きません。
伴奏譜はピアノで弾くことを想定しているので、ピアノに近い鍵盤でないと練習しにくいからです。
電子ピアノやキーボードには様々なさまざまなタイプがあるので、鍵盤の1本1本の幅・長さを確認してからご用意ください。
購入先が見つからない場合、ご希望であればヤマハの直営店をご紹介できます。(ご入会後の方に限ります)
*「ピアノ」とは、正確にはグランドピアノのことです。今はアップライトピアノも含めて「ピアノ」と呼ぶことが多いです。
初回レッスンを1回無料で体験できます
ご入会の前に体験レッスンを受講していただくようお願いしています。
ピアノ経験の有無、受験へのご不安やお悩みなども、ご相談いただけます。
ご希望の日時をお知らせいただければ、空き時間と照らしてお返事をお送りします。